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これからのゲームの主流!クラウドゲームのクリエイターになる方法

スマホゲームや家庭用ゲーム機、さらにはゲームセンターにあるゲーム機など、今や多くのゲームはクラウドゲームといって、ネットと接続されたものが主流です。世界のゲーム市場は2030年までに現在の4倍以上の規模になるといわれており、その主役はもちろんクラウドゲームです。

そんなクラウドゲーム制作の現場では多くのゲームクリエイターが求められており、すでにたくさんのクリエイターが活躍して成功を収めています。

ゲーム市場の新たなフロンティアであるクラウドゲームの世界で活躍できるエンジニアになる方法と、そのために必要なスキルを身につける方法を解説します。

 

クラウドゲームエンジニアってどんな職業?

クラウドゲームの最大の特徴は、クラウドつまりネット上にあるサーバー上で運用されているゲームであることです。クラウド空間では多くのプレイヤーが集まって遊ぶことができるため、これまでのオフライン型ゲームにはできなかった交流や協力、対戦などが可能になります。

従来のゲーム制作に加えて、クラウドゲームのエンジニアにはサーバー運用やネットワーク構築、そしてクラウドサービスの保守といった業務が加わります。そのため単なるゲームクリエイターではなく、ネットワーク技術者としての一面も併せ持ちます。

ゲームクリエイターでありながら、ネットワークに精通している人材がいかに高い価値を持っているかは、業界人でなくても想像がつくのではないでしょうか。

 

クラウドゲーム制作に必要なスキル一覧

クラウドゲームはサーバー上で稼働するゲームなので、「サーバー」や「ネットワーク」に関する知識が必須です。そのことを踏まえて、クラウドゲーム制作および運営で活躍するエンジニアに必要なスキルの一覧をまとめました。

スキル名 内容
システム設計 ゲームシステムやサーバーの設計

AWS、Azure、GCPなどクラウドサービスの知識全般

システム構築 サーバー、ネットワークなどゲームが稼働する環境の構築

C、C++、Phythonなどのプログラミング言語

保守、運用 サービスの安定的な提供のためにシステムの24時間稼働を支える技術
ゲーム制作 Unreal Engine、Unityを活用したゲームの開発、制作
IT知識全般 ゲーム開発やネットワーク運用だけでなく、プラットフォームなどに関するITの全般的な知識
コミュニケーション能力 チームでゲームを制作、運営していくのに必要な能力。グローバル時代であることを踏まえて、これには英語力も含む。

 

即戦力人材を育成するための最短カリキュラム

札幌デザイン&テクノロジー専門学校には、クラウドゲーム制作のプロであるエンジニアを目指すためのコースとして4年制の「クラウドゲームエンジニア専攻」があります。専門学校でありながら4年制のコースであることからもお分かりのように、多岐にわたるクラウドゲームエンジニアの知識やスキル、そして経験を効率良く学ぶための本格コースです。

当コースが重点を置いているのは、企画やプログラム、デザイン、サウンドクリエイトといった現場での能力とゲームエンジンの操作技術、そしてクラウドゲームでは必須となるネットワークシステムに関する技術です。

1年次では基礎的なスキルを学び、2年次では実践的なカリキュラムに進みます。企業プロジェクト(実際に企業が行うゲーム開発のプロジェクト)を経験し、就職後の現場を在学中に経験します。

そして3年次以降はより実践的なカリキュラムへと進み、産学連携プロジェクトを通じてインターンシップを経験します。インターンシップとは本物の現場に入ってプロと一緒に仕事をする経験の機会であり、能力によっては卒業後にそのままインターンシップ先の企業に就職することもあります。

3年次以降になると現場での制作だけでなくマネジメントスキルと英語力にも重点的を磨き、世界を舞台にクラウドゲームエンジニアとして活躍することを強く意識した実習内容となります。

 

クラウドゲームエンジニアの高い人材価値

すでに述べたように、クラウドゲームエンジニアは、普通のゲームエンジニアと違ってネットワーク設計や構築、運用のスキルを備えたエンジニアです。ゲーム業界だけでなくネットワーク、サーバー運用などの業界でも広く求められている人材であり、活躍の場はゲームだけに留まりません。ますます成長するゲーム業界、IT業界全体で活躍できる人材となることで、収入面だけでなく起業などキャリアアップの可能性も無限大です。

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